スペインへの出発を2週間後に控え、ノロノロやってた現地手配をようやく終えた。短期間でハイライトするため、毎日宿泊先を変えるという極めて日本人らしい旅行になる。ただ、夜行車中を一度しか入れなかったのは、単に日程だけのせいではない。単に彼の国に夜行列車が少ないだけで、行程に入れづらかっただけ。
特に期待が高いのは3日目のグラナダと、4日目のミハス、7日目のトレドかしら。現地の気候が当たれば6日目のカルモナが向日葵だらけになる予定で、こればかりは運。あとはコルドバ、バルセロナ、マドリードだが、バルセロナとマドリードには気分的に大して盛り上がってないです。
出発の前日は、会社の新人歓迎会とかで酒盛りの予定。妻を刺激しないよう気を付けないと。
多分このゴールデンウィークで唯一の晴れの日になるかもしれない、ということで、日帰りで東京を離れてみる。今月には欧州旅行が控えているので、日並びがいいと言っても遠出をする予定は無かったのだが、東京にこもっているのもどうかと思い、前から計画があった東京湾横断を実行してみた。
朝9時には東京駅に。八重洲南口のバスターミナルへ。安房館山行のバスは、上総湊までの当日切符を購入できたが「渋滞が出ているので遅れます。いいですか?」などと聞いてくる。そりゃま、ゴールデンウィークだから混んでいるのは仕方が無い。どのくらい遅れる予定か聞いてみたところ、昨日は一時間くらいでした、とのこと。まあ急ぐ必要は全くないので、大人しく乗車することにした。ちなみに列車で上総湊あたりまでは東京駅からは2時間くらいかかるが、バスだと1時間15分くらい。まあ、今日は渋滞込みで同じくらいか。
てっきり千葉周りで行くものだと思っていたが、アクアライン経由で行くらしい。羽田線に上がったものの、天王洲で早速渋滞に引っかかった。まあいいです。車内は満員で、中学生らしい女子達が盛り上がってしまっている。バスはノロノロ走っているので、もう寝るしかない。
目が覚めたらトンネルの中。出口が見えない所をみると東京湾の下をくぐっているらしい。海ほたるまであと3kmと表示していて、ノロノロと進むものの、止まってはいない。まわりは他県ナンバーばっかり。一度アクアラインを走ってみたいなあと思っていたけれど、こういう形で通るとは思わなかった。案の定、海ほたるが渋滞を作っていて、超えると一気に車が走り出した。海をひたすら渡ることになるのだけど、琵琶湖大橋とか関空橋とかみたいな感じであまり感慨はない。
定刻より45分遅れで上総湊駅前バス停着。でも駅までは少し歩きます。迷いかけました。上総湊駅は内房線のひなびた駅で、典型的なローカル駅舎。いい味出している。列車だと千葉で乗り換えるのだが、千葉までも1時間かかります。1時間に1本程の数の列車だけれど、丁度いい感じで安房鴨川行がやってきた。途中車窓からは三浦半島の向こうに丹沢、箱根、そして富士山。最高の天気です。海沿いを走って2駅で浜金谷。降りる人が多い。みなさん殆ど同じ目的ですか?駅からフェリー乗り場までは歩いて10分ほど。駅を背にそびえる鋸山が青い空に映える。こりゃ、三浦半島からも綺麗に見えるだろ。海沿いの国道は大渋滞。フェリー乗り場そばの観光物産センターは団体バスでいっぱい。売り物は当然のごとく海産物だけど、名産らしい枇杷も出ている。
久里浜へ渡る船は1時間に1本。東京からここまで来るのが大変だが、本来は久里浜の方から来るらしい。千葉の方をまわって行くよりも値段的には横須賀まわりの方が安いんですよね。高速バスはここには来ませんから。
東京湾フェリーは期待通りの海模様。快晴の空で遥か遠くにうっすらと東京スカイツリーも見える。三崎の山も綺麗、勿論富士、箱根、伊豆、大島まで見事な眺望です。ゴールデンウィークということなのか、それとも普段の週末もそうなのか分からないけど、乗客でいっぱい。観光バスは乗れないので団体でなく個人客でしょうが、房総半島を車で進むより、船で三浦半島に渡った方が早いだろうしなあ。のんびりと東京湾を渡りますが、途中には釣り船が多く出ていて糸をたれる釣客の姿も。こちらも稼ぎ時らしい。場所柄、貨物船も多く、横須賀には入る米軍か自衛隊のイージス艦も横切っていきましたよ。
40分の船旅を経て、久里浜港。車が吐き出されてきます。港の前には京急バスが待っていて、その足で京急久里浜。快速特急で品川まで。房総の足と比べ、京浜急行、無茶苦茶速い。こちらは都市の乗り物です....。
天気に恵まれ、とても気持ちのよい日替り旅行でした。
苦労を備忘録的に。
●Renfe
スペイン国鉄サイト。クレジットカードでのオンライン予約は全てアウト。バルセロナ→グラナダ夜行列車、希望出発日は特等寝台以外は寝台満席。座席残有。スペインの夜行列車の手配は混み合うので急ぐべしという格言が長期旅行者の間で有ったことを失念。特等は食堂車での夕朝食付。同伴者が妻のため、特等であることは望ましい。割引料金にてマドリードのプレステージエクスプレスにて手配依頼。即日返答、発券。セビリヤ→マドリードのAVEの手配はどうしたものか。到着日にバルセロナの駅で?
●宿泊
パラドールが空いているところは当然パラドールで手配、が基本。でもグラナダは予算が合わず、トレドは満室。カルモナのみOK。
●アルハンブラ宮殿
オンラインにて事前手配。クレジットカードはマスターカード以外は受け付けられず。マスターはUFJニコスのシステムがスペイン側で認証されたことにより、使えた模様。ハイライトとなるナスル宮殿は人数限定。自分達の日は18時以降に空きあり。もっとも日が長い時期なので、こんな時間でも全く問題なし。同時期のチューリッヒで、21時の夕陽を経験済。スイスとスペインは同時差なので、日没は推して知るべし。
●クレジットカード
サイト上の決済で、全般的に拒否される傾向。ヨーロッパ域外?かスペイン国外?か。スペインから見て海外発行のカードは拒否される傾向との情報もあり。アメックスもハネられた。偽造カード対策でセキュリティが強化されているとの噂は聞くが、日本発行カードも例外ではない。
早めの予約が望ましい国で、予約作業に苦労する。
のんびり手配してたら、予定通りに旅することが出来なかった可能性有り。
以上。
で、スペイン旅行の手配で、バルセロナからグラナダまでの一区間だけ列車寝台を使うことになるんで調べてみた。
をいをい、何なんだ?この値段は?
日本の寝台列車の高さには負けるとしても、想像していたよりも値段が高い。10時間乗って、二等寝台で90ユーロ弱、一等寝台で110ユーロを超えるくらい。財政がやばいといってる国の列車かしら。
まあ、この10年程は西ヨーロッパで列車寝台を使ってないんで、自分の感覚がおかしくなってるのかもしれないと。高くなったと言っても中国の寝台はまだ安いし、旧ソ連とか東ヨーロッパとかそんなところの寝台ばかり乗ってたから安く旅行出来ただけで、これが普通なのかも。ただ、飛行機全盛でローコストキャリアが幅利かせるヨーロッパでは、こんな商売してると鉄道は上がったりだろう。速くて安ければそちらに流れるのが普通の旅行者だろうに。
飛行機なら数十ユーロで行かれるのだが、空港まで行くのが面倒なのと、昼間の移動になるので半日はつぶれてしまう。まあ、ここは鉄道利用だろう。
自分一人なら二等に乗るが、4人部屋で同性でしかコンパートメントに押し込めないらしい。妻と行くので自分の都合だけでは測れないから一等の二人用寝台となろうけど、まあ仕方がないか。一人で好き勝手やってた頃の旅行とは違うのだし。
この5月、数年ぶりに10日間の休暇を得ることに成功。もちろん行きますよ。
関西在住時、遠い西の方で一番時間を有効に使おうと思ったらエミレーツ航空の利用となりました。ドバイまわりでモスクワとかカサブランカとか、テヘランとかに行きましたね。エミレーツのマイレージも持っていましたから。関空深夜発で乗り継ぎ地点のドバイには早朝着。乗り継いで朝の便であちこちに行くんです。そうすると大抵昼過ぎくらいには目的地に着くことができる。まあ、便利なんですが、ドバイまでが遠いんです。で、足の遅い飛行機なもんですから、実際には北廻りで行くのと到着は数時間しか変わらない。でも、その数時間が昼か夕方かもしくは夜かの違いなんで、陽のある内に現地に着くというアドバンテージは魅力でした。
で、今回ですが、羽田を深夜0時過ぎに出る日本航空で西に向かいます。北廻り便です。この便の目的地はパリ。で、乗り継いでバルセロナ。日付上は朝10時前にはスペインにいることが可能でこれは便利です。はい、今回の目的地はスペインですよ。
1国周遊の予定。バルセロナからアンダルシアを細かく廻ってマドリードまで。帰りもパリ乗継のエールフランス。これも夜にマドリードを出て成田着は夕方6時過ぎ。めいいっぱいの時間を使う予定です。
ここ数年、長い休みは秋ばかりでしかも雪の中ばかりだったので、ベストシーズンとなる初夏は久しぶり。この時期のヨーロッパは景色が保障されているんで期待するなと言う方がおかしい。うまくいけば有名な向日葵畑も見られるんじゃないですか。
さあさあ、久しぶりにやってきましたよ、旅の季節が。
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