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ドモデドヴォ空港の花一輪

 モスクワのドモデドヴォ空港でテロだそうです。

 この空港では一度乗り継ぎをしたことがあります。ドバイからの便でモスクワに到着し、国内線に乗り換えてペテルブルグへ向かいました。主要都市で世界最悪の空港と評されていたシュレメチボ空港とは違い、ドモデドヴォ空港は同一の建物で国際線から国内線へ乗り継ぎができるという「極当たり前な」空港で、とても便利に思いました。今でこそシュレメチボはモスクワ市内との間に空港鉄道が通ったものの、私が訪れた時はそのようなものはなく、地下鉄でレチノイヴォクザールまで行って市内バスに乗るしかありませんでした。タクシー?ボッタくることで有名だったのですよ。ドモデドヴォ空港は市内のパヴェレツカヤ駅まで空港鉄道が走っていたので、どうしてこちらがモスクワの玄関とならないか、不思議でしょうがありませんでしたね。もっともシュレメチボの不便さと悪評に辟易したのか、各国の航空会社がドモデドヴォに移り始めた頃で、今では日本航空のモスクワ線もドモデドヴォに移りました。

 この空港の印象を良くしているのはもう一つ、別に取るにとらないことなんですけどね。

 乗り継ぎまで時間があったので、空港内をフラフラしていたんです。すると国内線到着ロビーに花屋があるを見つけた。そして丁度そこで中年の男性が花を一輪買ったのを見ました。そしてその花を持って到着ロビーで待つことしばらくすると、ゲートから女性が出てきました。太っている女性が多いロシアに於いては目につくスラッとした女性です。それを見付けた男性が女性に近づいて行って先ほど買った花を差し出した。単なる出迎えの風景なのですが、なるほどこういう光景も良く似合うものだ、と思ったものです。格好付けている訳ではなくいたって自然なんですよ。男性は小太りのハゲた頭の人でしたが、とても粋に見えましたね。
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スターリングラード

 ウランバートルで隣のコンパートメントにロシア人老夫婦が乗車してきた。昨日北京を出た時は、値段の高い高包車(二人用個室寝台)であるものの、ほぼ満室であったけれど、ウランバートルで私と隣の部屋のスイス人、そしてウランウデまで行くというロシア人夫婦以外みな降りてガラガラになった。ウランバートルで乗ってきたのは唯一このロシア人老夫婦だけであった。
 
 ヴォルガ河の河畔にあるヴォルゴグラードは、西南ロシアの一大都市である。モスクワからはパヴェレツ駅を出る特急列車で一泊二日。地域の産業の中心であり、ヴォルガ河の水運の要港であることは勿論、ロシア各地やウクライナなど周辺各国とも列車で結ばれる交通の要となる都市である。
 この街のかつての名はスターリングラード。スターリンの名を冠した街だ

 1942年夏、破竹の勢いで攻め込んできたドイツを中心とする枢軸国軍がこの街を包囲した。 ウクライナのハリコフ、現代でも西南ロシアの有力都市であり交通の中枢でもあるロストフ・ナ・ダヌーを落とし、ヴォルガ河まで進軍してきたのだ。ここから第二次世界大戦の激戦であるスターリングラードの戦いが始まった。
 スターリンの名を冠しているので赤軍は街の死守にこだわったと言われるが、必ずしもそれは正しくない。地図を見ればわかるが、この街を落とされるとカスピ海沿いのバクー周辺の油田群、イラン、トルコへ至る道筋が寸断されることになる。ソ連は何としてもこの街を守らなくてはいけなかったし、油田が欲しいドイツは必ずこの街を落とさなくてはいけなかったのだ。
 ソ連指導部はこの戦いに大量の赤軍を送り込んだ。ドイツ軍の度重なる爆撃と機甲師団による攻撃で街は廃墟と化した。映画「スターリングラード」では、主人公が乗ってきた貨車の扉が開くとすぐ目の前が戦場だったというインパクトのある映像で描かれるが、実際とてつもない戦いだったらしい。

 シベリアの退屈な旅、閉ざされた列車の中で隣の老夫婦と何度か話をした。あちらはモスクワまで行くとのこと。旦那の方はスターリングラードの戦いでドイツと戦っていた。その時の赤軍は人海戦術だったようで、銃が足りず、本当に映画のように先に倒れた人間から銃を取り上げて戦ったらしい。引き返そうものなら、後ろで睨みを利かしている政治将校に撃たれるのだそうだ。まさに映画と同じ。前にはドイツ軍、後ろは味方である筈の、でも自分らに銃を向けている赤軍将校。進んでも引いても地獄という戦いだったのだ。

 結局この戦いは翌年二月にソ連が勝利した。勝った赤軍はウクライナを奪還し、一気にドイツへ向けて反攻するのである。

 この老人、ヴァシリ・ザイチェフとも一緒に戦ったそうである。ザイチェフは腕の良い狙撃兵で、この戦いの英雄だ。ソ連最高の勲章でもあるレーニン勲章も受けている。ご存知の方もあろうが、映画「スターリングラード」の主人公である。映画ではジュード・ロウが演じた。
 私はあっけにとられた。
 にわかには信じ難かたい話だったが、この老人が言うのだ。本当だと信じることにした。

極光旅行

 来年初頭の極光旅行の計画を検討始めました。
 部下がカナダのオーロラ説明会で持ってきた資料を見ると、どうして今まで見に行かずにきたのかが不思議でなりません。
 昨日早速フィンランド航空の席を押さえました。成田を出て同日に、まずはペテルブルグに入る予定ですが、オーロラを見たあと、列車を乗り継いでヘルシンキ→ペテルブルグ→タリン(又はモスクワ→タリン)→ヘルシンキと周っても面白そうです。
 厳冬期に寒い所に行かれるということで、今からわくわくしてきます(うそ)。

 日本では元々オーロラを見ることが出来なかったので(厳密には北海道で、まれに見ることが出来るらしいですが)、オーロラにあたる日本語はありませんでした。で、「Northern lights」を和訳て「極光」としたそうです。この辺の意訳の仕方はとてもうまいですね。素晴らしいです。

 フィンランド内では「サンタクロースエキスプレス」という列車が極北へ向かって連れていってくれます。サンタクロース村も次いでに見てきたい。で、ヘルシンキ⇔ペテルブルグはシベリウス号。勿論列車です。ペテルブルグからタリンに向かうのなら、去年もペテルブルグを出る際に利用したとても趣のあるヴィテプスク駅から、伝統の社会主義色に染まった列車寝台の旅でしょう。「これぞ鉄道」という列車が待っているハズです。

と思って、今ロシアの時刻表サイトを見ていたら、ペテルブルグからタリンへの列車が無い。まあ、これから検討しよう。

 タリン→ヘルシンキは船。風景は灰色としか言いようがない陰鬱な灰色が保障されています。極北はまだしも、フィンランド→ロシア→エストニア→フィンランドは、晴天などハナから期待していませんし、灰色の低い空と体が凍る寒さとひたすら降る雪が待っているのが確定です。勿論こんな時期に訪れる観光客も皆無に近いので、去年のペテルブルグもとても閑散としていました。まあ、吹雪でなければいいです。

 オーロラは冬だから仕方が無いですが、この辺りの美しい景色に感動するのなら、是非初夏辺りに行く方がいいに決まっています。
 
 今日、ワールドカップの欧州予選では、激しくグループの首位を争っているドイツとロシアが、モスクワで激突。ドイツが本拠地に乗り込んで勝ち点を奪えるか。

さて、行ってくるか

 ロシアといえばやっぱり赤の広場なのだけれど、残念ながら今回は訪れる予定は無い。けど、気分を盛り上げるのにはここを避けては通れない。ま、モスクワの代わりにペテルブルグで楽しんできます。で、一気に南下するのだが、足の確保は自分の運と度胸にかかっている。成功の暁には神戸~パリが陸伝いにつながるのだ。
 東スラヴ~トルコ6ヶ国縦断。うまく辿り着けばイスタンブールは約13年振り。ガラタの塔からの街並を再び手にすべく、フィンランド湾からマルマラ海まで走りぬけよう!

 本日ロマノフ作戦を発動します。

一年で一番寒いのは11月です

 エミレーツ航空は夜11時過ぎに関空を出るので、会社から空港へ直行することになる。準備はといえばこれが又全く終わらない。冬の旅行は荷物がどうしても多くなる。衣類が多くなるからね。20日のペテルブルグの予想最高気温は3℃、最低は-4℃。21日も似たようなもん。でも予報では晴れ。雪でなければいいです。ここ数年は自分にとって一番寒いのは11月なんですが、今年もどうでっしゃろ。

 シベリアのオイミャコンというところは明日の予想気温が-33℃。これ、最高気温です。最低は-46℃。ハバロフスクでも最高で-10℃。どういう訳が同じ緯度でもシベリアというところは極端に冷える。ま、今回はヨーロッパ側だから、比較的温かいですが。しかも南に下る訳ですから。一昨年のシベリア横断の時に用意した冬山用の防寒下着は持って行きますけどね。

 ロマノフ作戦の発動は明日です。

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プロフィール

Mr.Problem

Author:Mr.Problem
東京移住。
職業:雲のジュウザ
根本思想:世界人民大団結万歳(笑)
多少、あちこちに行ってましたが、。結婚してからはめっきり諸外国へ出ることが少なくなりました。せめて一年に一度くらいは海外には出たい。元パッカーの習性で旅行は旗持ちではなくほぼ個人旅行。基本的には今世界で起こっていることについて思うところや、今まで行った街の印象を徒然に書いていきます。
みなさんが世の中について考える何かの助けになれば。

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