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フェリー埠頭

 本日、須磨浦を山陽本線に乗って思ったことが一つ。
 相模湾に面した街が私の故郷なので、海と言えば夏は泳ぐ場所であり、冬でもそんなにダークなイメージはありませんでした。冬の嵐と言ってもそんなに荒れるイメージはありません。台風の季節は別ですが。
 中国に行く時に飛行機を初めて利用したのは、4回目の訪中時でした。それまでの3回は神戸から上海や天津まで船で2泊3日かけて向かっておりました。上海行は紀伊水道から高知、種子島沖を通って東シナ海に抜けますし、天津行は瀬戸内海から関門海峡を抜けて対馬、朝鮮半島沖を通って黄海へ向かいます。ですから、「海」自体もそんなに暗いものではありません。ただ東シナ海は外海になるので、上海行は良く揺れます。特に台風の直前直後の東シナ海は地獄で、乗務員でさえも船酔いで吐きます。海上で逃げ場がありませんから、部屋に篭って寝てるしかない。それに比べ天津行は、概ね陸地に近いところを通るので揺れが少ないので比較的楽。もし船で中国へ渡るのでしたら、天津行の方がしんどい思いをする確率は少ないでしょう。
 この中国行で船が病みつきになり、大阪ー釜山航路や関釜フェリー、三峡ダムが建設される前の長江下りやジブラルタル海峡横断など、機会があれば極力飛行機は使わず船に乗るようにしています。
 思うに移動手段としての乗り物は、車を除いては値段が高くなればなるほど居住空間が悪くなるような気がします。
 飛行機<鉄道<船の順で、自分自身に割り当てられた行動の自由と旅情が大きくなるんです。速さを求めるのなら飛行機になりますが、そんなに急いだ旅行でなければ行程中に船を組み込んで、ゆったりとした時間を過ごされても良いかと思います。

 飛行機では「津軽海峡冬景色」のような曲は生まれてきません。
 こんな歌もありました。
 「私、フェリーにしたの。だって飛行機も汽車も、涙乾かすには短すぎるでしょう」
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プロフィール

Mr.Problem

Author:Mr.Problem
東京移住。
職業:雲のジュウザ
根本思想:世界人民大団結万歳(笑)
多少、あちこちに行ってましたが、。結婚してからはめっきり諸外国へ出ることが少なくなりました。せめて一年に一度くらいは海外には出たい。元パッカーの習性で旅行は旗持ちではなくほぼ個人旅行。基本的には今世界で起こっていることについて思うところや、今まで行った街の印象を徒然に書いていきます。
みなさんが世の中について考える何かの助けになれば。

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