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ヴェニス=シンプロン=オリエント=エクスプレス

 正月にやっていたヴェニス=シンプロン=オリエント=エクスプレス(以下V.S.O.E)の録画を友人に借りて見てみた。今まで散々本や雑誌で見てきたが、いざ映像というのは初めてであった。
 実は本物を見たことがある。95年秋、ヴェネチア=サンタルチア駅に列車の切符を買いに行ったら当の列車がホームに停車していた。丁度出発前で乗客がぞろぞろと乗車していた。日本人の団体と思しきグループもいた。外から見ているだけでもとんでもなく豪華な列車だというのは良く分かる。イタリアのありふれた客車を見慣れていた自分には、多分特に良く見えたのだろう。食堂車3両にBARカー1両、寝台11両に荷物車1両の計16両編成と、当時の日記に書いてある。
 先ほどその映像を見ていたが、寝台車の設備以外は確かにすごかった。さすがにパリからヴェネチアまで1泊2日で24万円も取るだけのことはある。食事(食堂車)、サービスなど見た感じどれをとっても超一流だ。
 しかし!あえて暴言を吐くなら、寝台車のコンパートメントについては先日乗った北京-モスクワの高包車もそれ程負けていない。木目調の車内、コンパートメントに備え付けられた洗面はもちろん、区画はV.S.O.E.よりも広いようだ(V.S.O.E.は寝台代わりのソファーのみであったのに対し、モスクワ行高包車は一人がけソファーについている)。細かいところでアメニティが付いていないなどの違いはあるが、移動手段としての列車で、大して劣っていない(と思える)車両が普通に走っているのは立派ではないか。何せ今でこそ自分のような一般旅行者が乗っているが、かつては共産党や軍の幹部が乗る車両だったし、今でも一般中国人は乗車出来ない。確かに何もかもがセルフサービスだし、乗務員は暇さえあればトランプをしているし、食事はカップラーメンが主流になってしまうし、ロシアの食堂車はポンコツではあるが(出てくるロシア料理の味はいいぞ!)、オリエント急行と同様に旅行の対象として十分に成り得る列車だと、自信を持って推薦させていただく。
 V.S.O.E.に少なくとも車両では若干しか負けていないと私が考える(苦しいな)北京-モスクワ間第3列車。その魅力を存分に紹介するサイトを鋭意制作中。こちらについては、2月公開予定。今しばらくお待ち下さい。
※文章にはかなり主観が入っております。一般的な感想とは大きく異なる場合がございますのでご注意下さい。この文章によって実際に乗車された際に得られた不満感については、一切責任が持てませんので予めご了承下さい。念のため!

 でもV.S.O.E.には、一度は乗りに行く予定です。やっぱり一流のサービスの列車の旅をしてみたいではないですか。
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プロフィール

Mr.Problem

Author:Mr.Problem
東京移住。
職業:雲のジュウザ
根本思想:世界人民大団結万歳(笑)
多少、あちこちに行ってましたが、。結婚してからはめっきり諸外国へ出ることが少なくなりました。せめて一年に一度くらいは海外には出たい。元パッカーの習性で旅行は旗持ちではなくほぼ個人旅行。基本的には今世界で起こっていることについて思うところや、今まで行った街の印象を徒然に書いていきます。
みなさんが世の中について考える何かの助けになれば。

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