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ホームにて

 駅舎も日本ならホームも日本そのもの。
 台湾ではホームは「月台」と言うけれど、この言い方は確か香港と一緒。大陸だと「站台」。こういう微妙な言い回しが違うんですよね。同じ中国語でも何処かで言葉の発展の違っている。まあ一番違うのは漢字ですけど。国府の繁体字と中共の簡体字。大陸の人間には繁体字はどれだけ通じるのだろうか。で、台湾の中国人が大陸に行って簡体字を読む条件は、日本人のそれと同様だろうな。

 おっと、ホームの話です。

 下の写真を見てもらえればわかりますが、停車している車両と書いてある字が違うだけで、あとは日本同じです。当たり前です。日本人が設計しているんですから。ホームは一段低くなっているけれど、大陸やヨーロッパと比べたら高い。要は客車用のホームな訳。日本の幹線や亜幹線の古い駅なら、よく見るとホームがかさあげてされているのが分かります。何故なら日本は電車用にホームの高さが改修されているから。モーターを積む関係で、電車と客車はドアの位置が異なるのでこういう改修をしており、勿論日本で電車が走っている幹線や亜幹線の駅なら、殆どこのようにホームが高くなっています。けれど地方のディーゼルカーがしか走っていないような駅なら、昔の名残で低いホームが残っているかも。台湾の在来線では、優等列車は客車が殆どなのでホームがかさ上げされずに残っているのです。で、ホーム本屋とかの鉄骨の組み方とかは昔のまんま。山手線とか神田~新宿の中央線て意外に古い建て方のものがそのまま残っており、鉄骨で組まれた昔の屋根がそのまま残っていたりするんですけれど、台湾の幹線駅もこれと全くと言っていいくらい一緒なんですよ。

夜の嘉義駅
夜の嘉義駅ホーム

 で、発車のベル。ジリジリというあのベルです。日本では変なメロディーが流れていますが、私の子供の頃の東海道線では、まだジリジリというベルが鳴っていたのを覚えています。図らずも台湾で同じベルを聞くとは思いませんでした。

台南駅到着
台南駅到着

 今回訪れてはいませんが、中部台湾の彰化では、日本統治の大正時代に建てられた扇方機関庫が残っていて現役で活躍しています。ここには日本製のSLが保存もされています。1970年代後半まで、台湾では日本製のSLがそのまま活躍していました。旅客用はC57と同型。勿論輸入したのではなく、日本が戦前に持ち込んだものをそのまま使っていました。また二水駅近くにC57同型機が保存されているのを、今回確認しています。

 で、駅弁。台中駅で購入し食べました。台湾で弁当は「便當」。発音は「ビェンタン」ですけど日本読みすれば「べんとう」。当たり前です。この駅弁は日本が持ち込んだ文化ですから。街中の食堂やコンビニでも「便當」は売っており、台湾食文化の一つとなっておりますが、元を辿れば駅弁に行き着きます。台湾鉄路局直営の弁当工場製でした。ご飯の上に甘辛い鳥肉のスペアリブの衣揚げが載っており、60元。台鉄の定番らしい。大体市中の炒飯や炒麺と同じような値段で、まあ食事としては安い方だと思います。本家日本の駅弁は不思議とバカ高いですけれど。

 とにかくそこかしこに日本を感じながら、南を目指します。韓国と違ってこの辺りの「日本」は、台湾では肯定的に利用されているのは間違いありません。
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プロフィール

Mr.Problem

Author:Mr.Problem
東京移住。
職業:雲のジュウザ
根本思想:世界人民大団結万歳(笑)
多少、あちこちに行ってましたが、。結婚してからはめっきり諸外国へ出ることが少なくなりました。せめて一年に一度くらいは海外には出たい。元パッカーの習性で旅行は旗持ちではなくほぼ個人旅行。基本的には今世界で起こっていることについて思うところや、今まで行った街の印象を徒然に書いていきます。
みなさんが世の中について考える何かの助けになれば。

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