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ちょっとモスクワまで行こうか?列車で(その5)

 不定期連載。慣れていない方でも旅行の手配を如何に安く、かつ苦労をせずに行うか。今回と次回は、実際の鉄道切符手配の話である。
 日本の旅行会社で海外鉄道切符、特にアジア方面の切符を手配すると、原価に幾ら儲けを載せたら気が済むのですか、というくらい高い。事前に席(寝台)が取れる安心料という考え方もあるけれど、国や券種によっては2倍以上の金額をつけてこられるので、十分に怒りの対象となる。かといって、現地での言葉の不安、特に中国などでは切符手配そのものが困難な場合(寝台を中心に取り難い)もあるので、限られた日数であれば、日本で手配される方も多いであろう。実際値段が高くなるのは、通信費や人件費、そして利益確保の面で、ある程度は仕方が無いのである。国際列車やプレミアムトレインは別としても、通常の鉄道切符なら原価レベルで1万円を超えるものはそうそう無い。旅行会社は手数料商売であるから、原価何千円の物でも手間賃や利益を考えると、結果的に切符代金の2倍以上が販売価格となるのも、そこそこ納得は出来るのである。
 しかし、それで自分が買う金額として納得が出来るかどうかは別だ。
 旅行会社は手数料商売である。ならば、仲介業者を極力少なくするのが、購入価格を押さえるコツである。日本の旅行会社(の仕入部門)の何処も、現地の駅から直接切符を仕入れることはない。必ずその国の業者が間に入る。つまり

 駅(A)→現地旅行会社等(B)→日本の旅行会社(C)→顧客(D)

Aで売るのが原価だとしても、Bで利益を乗せ、Cで更に利益や手間賃を乗せてDに届く。もちろんBとCの間に更に業者がからむ事もある。その場合はその仲介業者分の利益が加算される。どう考えても、Dは原価とはかけ離れた金額で購入するしかないのである。
 ではどうすれば安くなるか?最も良いのはAで購入することであるが、現住所とかけ離れていて無理ということであれば、以下の方法を考えることになる。

 1,AからDの間に入る業者を如何に少なくするか。
 2,中間マージンを押さえてくれるBやCを探す。

 上記を一気に解決してくれるのが、インターネットである。

 今回私が購入した北京ーモスクワ間の鉄道切符は、北京の業者を通じて手配した。結論からいうと、前回の記事で書いた金額プラス250元で手を打っている。決して怪しい業者は通していない。信頼に足る業者である。1元=16元で換算するとして

 高包切符3,628元→58,048円
 手数料250元→4,000円
 合計 62,048円
 この手数料にはホテルへのデリバリー代100元が含まれている。もし配達料がなければ、更に1,600円押さえられる。

 ちなみに日本で手配をすると軟臥で65,000~85,000円(会社により異なる)。軟臥は寝台のランクで高包より一つ下に落ちる。軟臥原価は上記と同じ計算で49,728円+4,000円=53,728円。ちょっと~お兄さん怒っちゃうよ。高包切符を予定していた私は、この時点で日本で手配することをやめた。

 次回は、実際の手配方法第二弾をお届けする。

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Mr.Problem

Author:Mr.Problem
東京移住。
職業:雲のジュウザ
根本思想:世界人民大団結万歳(笑)
多少、あちこちに行ってましたが、。結婚してからはめっきり諸外国へ出ることが少なくなりました。せめて一年に一度くらいは海外には出たい。元パッカーの習性で旅行は旗持ちではなくほぼ個人旅行。基本的には今世界で起こっていることについて思うところや、今まで行った街の印象を徒然に書いていきます。
みなさんが世の中について考える何かの助けになれば。

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