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北京駅售票所の人間型自動券売機

さて天津に強制的に経由させられたが、とにもかくにも北京に着いた。あいにくの雨であるが、天気ばかりは時の運と割り切っているから、さしてショックも受けない。寄って来るホテルの客引きや地図売りを追いやりながらまずは售票所へ。明日の九龍行の手配をする為だ。
 電光掲示板では切符の売れ筋を示しているが、翌日以降は勿論、当日でも「有」の表示ばかり。ただここは他の都市と違って、座席に関わらず「その列車に空きがあるかどうか」を示す非常に不可解な表示の為、寝台があるかどうかは別であるが、昔と比べて比較にならないくらい列車に乗りやすくなったのは事実だ。
 初めて北京で切符を求めた時、つまり95年は、外国人用切符売り場は駅構内の軟席侯車室(一等車待合室)内にあったが、今は一般售票所内にある。ここで間違えてはいけないのは、外国人用切符売り場は「外国人を優先的に応対します」の意味であり、「英語が通じる」という事を意味しない。つまり、外国人用であっても応対は中国語にほぼ限られる場合が多く、中国語を知らない外国人が行っても殆ど意味が無い。昔はそれでも外国人用の席の割り当てが有ったので行く意味はあったが、今は優遇施策は無くなり一般中国人と同条件になったので、外国人用窓口に行っても一般窓口に行っても残席は同じ。つまり何処で買っても同じということだ。だから中国語の分からない日本人や西洋人旅行者は、手数料を払って旅行者やホテルのフロントに頼む方が、人間扱いをされないという屈辱を受けなくて済む。

駅の售票員は、中国でも最下等の人間が担当していると思って間違い無い。勿論感じの良いスタッフもまれにいるが、私の中国での何十度の切符購入人生で、感じが良かったのは今年6月の広州東駅と94年の武昌駅のみ。後は無表情での応対はマシな方で華畜售票員により人間扱いをされなかった事も幾度と無くある。そんな事を気にしていたら中国を個人旅行出来ないので、切符を手に入れた事を素直に喜ぶ事で納得はしているが。

 目的とする列車は翌日の九龍行である。九龍とは「カオルン」であるが、北京で広東語のカオルンと言ってもまず通じない。香港を「ホンコン」と言っても駄目だ。九龍は「ジュウロン」であり、香港は「シャンガン」である。列車は香港行なのだが、終着駅があるのが九龍地区なので「九龍行」となる。香港とは香港特別行政府か香港島を指すから、島や行政府名の「香港行」とはならない。

「明天的97次去九龍.....」(明日の97列車九龍までを...)
年配女性の售票員は無言で端末を叩く。示されたのは硬臥の料金だ。とにかく寝て行かれる事は分かったが、この列車については硬臥に乗るつもりは全く無い。
「不是.....」(いやそうでなくて...)
また端末を叩く。おい、こっちの話を最後まで聞けよ。窓口に私が立ってからここまで、一切こちらを見ておらず、表情も動きも固まったまま端末を凝視している。どうやら私が尋ねているのは人間の形をした自動券売機らしい。
示してきたものは軟臥である。コラ、座席等級を聞くつもりも無いのか。こっちは軟臥にも興味無いんですが。
「高包」
この私の一言でようやくこっちを見やがった。俺の見かけを見て驚いたのかコラ。こんな見かけが若い人間が高級軟臥に乗るとは思わなかったらしい。一発目で硬臥とは自分も低く見られたものだ。確かに高包料金は硬臥のほぼ二倍だからな。隣で割り込もうとしていた中国人も引き下がったぜ。季節割引で1083元。硬臥が600元弱だから、まあ驚くのも無理は無い。内外価格差から来る優越感を持ち出すのは嫌いだが、この国の售票所でだけは別だ。何故なら相手が華畜で人間以下の対応をされる事が多いので、金を多く出せば多少やり返す事が出来るから。うーん私も小さい人間だ。まだまだ心の修行が必要です。

この列車、ガラガラで空気を運んでいると聞いていたが案の定だ。硬臥も軟臥も選び放題。私の切符は.....どれどれ、「新空調高級軟臥特快 10車16号」
ん、10号車16番寝台ですと?この車両の定員は確か16人。中国の寝台は販売順に1番から埋まっていく。ということは最後の一枚。満席じゃないか!!!

亜州一!北京西站は驚(狂)異の駅PageTop朝から会話のレッスンですかそうですか

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プロフィール

Mr.Problem

Author:Mr.Problem
東京移住。
職業:雲のジュウザ
根本思想:世界人民大団結万歳(笑)
多少、あちこちに行ってましたが、。結婚してからはめっきり諸外国へ出ることが少なくなりました。せめて一年に一度くらいは海外には出たい。元パッカーの習性で旅行は旗持ちではなくほぼ個人旅行。基本的には今世界で起こっていることについて思うところや、今まで行った街の印象を徒然に書いていきます。
みなさんが世の中について考える何かの助けになれば。

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