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ちょっとモスクワまで行こうか?列車で(その6)

 引き続き鉄道手配編である。
 前回、原価に近い価格で買う為の理屈を記した。今回はその実技編を記そう。
 国によって鉄道切符手配の困難の程度は異なる。今回ロシア号を選択しなかったのは興味が無いからだが、仮に乗ろうとすると、日本から手配する場合は、よほどのロシア語の語学力が無い限り日本の旅行社で手配をせざるを得ない。これが阿呆みたいに高い。ウラジオ→モスクワのソフトスリーパーで10万円近い値段をつけている旅行社もあった。ロシアビザの関係があり、一般的な観光ビザを取得するのであれば、必ず事前に現地の手配を完了する必要があるので、こうした金額で手配をせざるを得ないのである。
中国から出発する場合は違う。何故なら切符を楽勝で手に入れられるからだ。一応日本の旅行会社で手配をするのが一般的であるが、間に上乗せされる金額がとんでもなく高い。であれば、中国の旅行会社に手配をかけてしまえばいいのである。語学の心配ですか?問題無い。日本語でやり取りが可能だからだ。
 これだけ日中の往来が激しい時代である。ましてや隣国。昔から日本人の受入手配を中国の旅行会社は行ってきた。外国人の手配を行う旅行会社なら、ほぼ確実に日本語を話すスタッフや日本人相手の専門部署を置いている。加えて世界のどの国よりも資本主義的と言われる中国。旅行会社同士の競争も激しい。物価の違いもある。だから、日本で上乗せになる手数料と中国で上乗せされる手数料は金額が全く違う。結局のところ、日本の旅行会社もこのような提携現地旅行社に手配をかけるので、自分自身の直接取引で一気に安くなる。
 これを可能にしたのがインターネットである。
 検索エンジンで北京や上海の旅行会社を探してみれば、日本語サイトを持っている旅行会社がいくつか出てくる。そちらに鉄道切符の手配をEメール等で依頼してしまえばいいのだ。勿論信用できるかという問題があり、慎重を旨とする日本人にとって大きな壁はそこだ。鉄道切符は手配すると、キャンセル時にフルチャージとなるので、全額入金後の手配が基本。払ったはいいが持ち逃げされたら話しにならない。旅行社を選ぶ基準は、サイト内に旅行業登録番号があるところならまず問題は無いだろう。それと日本に口座を持っている旅行社であればなお良い。この場合、原価に換算レート(為替の変動を見込む為、実勢レートよりも若干高額に設定される)をかけた日本円の金額を口座に振り込む。現地旅行代理店は入金が確認できたら手配をかける。手数料はこの時点で払う場合と、現地で切符の受け取りの際に払う場合の2通りがある。これら全てが日本語とEメールで可能なのだ。
 手数料は切符代金に比例する場合と定額の場合があるが、定額の場合であれば、高額切符になればなるほど得になる。
 チケットの受け取りは、手配先旅行代理店に出向く場合と宿泊ホテルに届けてもらう場合(別途配達料要)、EMS等で送ってもらえる場合がある(別途配送料要)。
 その結果が前回ご案内した金額である。日本で手配をしようとした方なら、その価格差を分かってもらえると思う。
 如何だろう。最低限の確認(手配した切符の写真をもらうとか、いつ何処で受け取るかなど)は必要であるが、手配そのものは、それほど難しいものではないということが分かって貰えただろうか。

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Mr.Problem

Author:Mr.Problem
東京移住。
職業:雲のジュウザ
根本思想:世界人民大団結万歳(笑)
多少、あちこちに行ってましたが、。結婚してからはめっきり諸外国へ出ることが少なくなりました。せめて一年に一度くらいは海外には出たい。元パッカーの習性で旅行は旗持ちではなくほぼ個人旅行。基本的には今世界で起こっていることについて思うところや、今まで行った街の印象を徒然に書いていきます。
みなさんが世の中について考える何かの助けになれば。

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