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天皇の日本

 天皇夫妻が金婚式祝いの記帳の集団にいきなり現れたとの記事がありました。皇室もこのような事をするようになったのかとさすがに驚きましね。著名な評論家が皇室は軽々しく動くべきではなく、「身近な皇室」を演出(実践?)することは、皇室の権威が薄れるから反対だ、みたいな事を以前テレビで言っておりました。皇室に神秘性を持たせ伝統という鎧で権威を守るという考え方であれば、天皇夫妻が積極的に表に出るという昨近の姿勢は容認できないのかもしれません。
 以前も書きましたけれど、日本の対外的な顔も内向きの元首も、実のところは内閣総理大臣ではなく、天皇なのではないかと思っています。おっと。誤解されるといけませんね。私がそのような事を望んでいるのではなく、現実としてそうではないか、という事です。これだけ政治が無茶苦茶で外にも内にも国をまとめきれない総理大臣が続く状況で、ここ一番という時にどれだけの人が政治の言う事を聞くのか疑問に思います。どうも漠然とではありますけれど国難がやってきそうな中、でありながらも「大丈夫に違いない」と思い込もおうとしている現状で、誰のもとに国がまとまるかと言えば、幸か不幸か、それは総理大臣ではなく天皇の名の下にということになるような気がします。
 昭和天皇が、太平洋戦争が終わるまで最大の権力を持っていると思われながらも実は国家の歯車の一つに過ぎないという所謂「天皇機関説」は、あながち的外れではないようだということが最近分かってきました。昭和天皇が激怒し「私の言う通りにしろ」とほぼ自分の意思にて片付けようとした問題は二・二六事件が有名ですけれど、例えば開戦にしろポツダム宣言受諾にしろ、そうせざるを得なかったという状況に周りに追い込まれたような節があります。
 今の天皇の行動を見ていると、自分の意思とは別の力で決められてきたものに抗すること=自分の意思で行動するということが、相当の部分に於いてあるような気がします。自身の持つカリスマを危険な方向に使うのではなく、こういう時期だからこそ自分に何か出来ないか、くらいの事は考えているんではないかと思えるのですが、果たして本当のところはどうでしょうか?
 もう一度誤解を生じさせてはいけないので記しますと、私は天皇主権にも天皇万歳にも心底反対です。が、一方でその存在が現実として持つ権威や影響度を否定するものでもありません。

 評論家くんだりも皇室の権威がどうのというのであれば、最もその権威を落としている各週刊誌の皇室記事についてどなりつける方が先だと思いますがね。

プロフィール

Mr.Problem

Author:Mr.Problem
東京移住。
職業:雲のジュウザ
根本思想:世界人民大団結万歳(笑)
多少、あちこちに行ってましたが、。結婚してからはめっきり諸外国へ出ることが少なくなりました。せめて一年に一度くらいは海外には出たい。元パッカーの習性で旅行は旗持ちではなくほぼ個人旅行。基本的には今世界で起こっていることについて思うところや、今まで行った街の印象を徒然に書いていきます。
みなさんが世の中について考える何かの助けになれば。

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