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99年1月

 阿里山鉄道に乗ろうと思って嘉義駅に降りたのです。で、翌日の切符を求めるために切符売り場に行くと、営業時間は17時までとあります。それはいいのですが、「今天停運」の文字が。ご丁寧にもその下に日本語で「本日は運休となります」とのこと。で、別の貼り紙に「98年10月より途中区間不通の為運休中」との案内。ん?2009年3月には動いているのを確認しているのに98年から運休とはおかしいな。10年前から貼ってあるような貼り紙には思えないんだが。どういうことかと思いながらも嘉義駅のコンコースをうろうろしていると、「今天99年1月22日」の表示。99年?とすると元年は...おおそうか。2010年から99を引くと1911。1911年は辛亥革命が起きた年じゃないか。99年とは民国99年のことだ。大陸でも台湾でも今は元号にあたるものが無い。大陸は西暦を用いるけれど、台湾は1911年を元年としていることを思い出しました。だから、98年10月とは2009年10月の事で、昨年10月から運休中なのでした。なら、仕方が無い。せっかくここまで訪れましたが、運休であるのなら諦めもつきますので、次に頭を切り替えます。で、駅近くに適当なホテルがあったので投宿。
 嘉義は北回帰線が通る街。1月とは言ってもコートを着込むには暖かすぎるので、軽い服装で街へ。緯度で言ったら広州と大体同じくらいですから、暖かい筈です。ここから南は言葉通り南国の気分です。
 次の日は9時半過ぎの急行列車で嘉義を出発。この列車、台東発高雄行という台湾最長列車で、前日夜に台東を出発、北上して、花蓮、宜蘭を通って早朝台北に至り、今度は南に向かって、新竹、台中、彰化と来てこの時間に嘉義に来ました。台北を一番に出発する南行急行列車だからか、存外に混んでいました。一応発車一時間前に切符売り場に行ったからか座席を押さえることは出来ましたが、嘉義で立っている人も出現する程。長距離バスが頻発する台湾ですが、列車も時間帯によってはなかなか混んでいるようです。なんでも高速鉄道が出来てから台湾鉄路局も危機感を持ったのか列車の本数を増やしたようで、そしたらバスに流れていた旅行客も鉄道の方に戻りつつある模様。高速鉄道は経営主体が異なるため、在来線も運行方式の改善が急務であったようです。ちなみに高速鉄道開通のお陰で台湾の国内線航空路に於けるドル箱であった台北~高雄は壊滅的な打撃を受け、現在は細々と運行しているにすぎません。そりゃそうです。空港行ってチェックインを終える間に下手すれば目的地に着いてしまいますからね。日本でも新幹線の開通によって縮小や撤退を余儀なくされた区間がありますが、台湾も同様のようです。

 1時間程の鉄道旅行で台南着。日本で言うところの京都にあたる街です。南国の雰囲気全開の駅と駅前広場。気分も上々で街に出ました。阿里山鉄道に乗れなかったのは既に忘れています。

プロフィール

Mr.Problem

Author:Mr.Problem
東京移住。
職業:雲のジュウザ
根本思想:世界人民大団結万歳(笑)
多少、あちこちに行ってましたが、。結婚してからはめっきり諸外国へ出ることが少なくなりました。せめて一年に一度くらいは海外には出たい。元パッカーの習性で旅行は旗持ちではなくほぼ個人旅行。基本的には今世界で起こっていることについて思うところや、今まで行った街の印象を徒然に書いていきます。
みなさんが世の中について考える何かの助けになれば。

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