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こんな列車に乗ってました エジプト編

エジプト編です。

 エジプト旅行は格差の旅行でもあります。
 お金を使おうと思えばいくらでも使えるし、使わないでおこうと思えば極限の貧乏旅行も可能です。この辺りは中国旅行とは異なる所で、中国では金を使わないことは可能ですが、金を使い過ぎようと思っても高が知れていたりします。そこに行くとエジプトは、かつてイギリスの貴族が遊んだ国ですので上を見た旅行はいくらでも可能です。

 カイロから上エジプトのアスワンまで向かうとしましょう。
 日本からのツアーでもナイル河沿いにあるアスワンは訪れる所です。ここは更に奥にあるアブシンベル神殿の入り口。ただしこの街の少し南に、エジプトが世紀の大工事を以て完成させたアスワンハイダムがあるので、ナイル河を上がって行っても行かれるのはこの街まで。かつてはそれこそアブシンベル辺りへも行かれたようですが、このダムによってその水路が断たれるてしまいました。観光客には残念ですが、その代わりにエジプトはナイル河の氾濫を克服することが出来ました。

 アスワンへ移動する手段はお金持ち順に以下が挙げられます。

1)ナイル河を船で上がる
 アガサ=クリスティにも出てくるアレです。およそ上流階級と呼ばれる人々の道楽旅行はこの船に依って成り立ちます。実際オリビア=ハッセーみたいな人がいるかどうかは知りませんが、映画に出てくる光景は、ナイル河クルーズ船に依って出来あがるのです。日本人は殆どいません。このレベルには社交が求められるので、乗る人々を選びます。
「ナイルに死す」

2)観光用寝台列車「ナイルエクスプレス」とか
 観光客用にエジプトが走らせている特別列車です。カイロを夜出てアスワンには朝到着する夜行列車。勿論寝台列車で、ボーイによるサービスもあります。賛否はあるようですが、旅情は多少望めます。朝夕の食事も付いています。私が旅行した96年当時は、上エジプトに向かう列車は夜行列車が殆どでした。で、寝台で横になりたければなんとこの観光用列車に乗るしかなかった。エジプト人用の列車には寝台が連結されていなかったのです。けれど値段も一般列車とは比較にならないくらい高く、列車で夜を越すのには基本的に寝台と決めている自分でも乗るのを諦めたくらい。
 日本人のパッケージツアーだと、この手の列車を使う事もあります。「シャワーは付いていますか」などと尋ねるのはやめましょう。列車の旅に多少の不便はつきものです。

3)飛行機
 とにかく時間に余裕が無い日本人旅行客にはぴったり。旅情とは一番対極にありますが、その代わりに「ラク」という言葉が保障されています。日本のパッケージツアーでは飛行機移動が一般的。

4)一般列車(特急・急行クラス)
 一般エジプト人用。座席車のみですが、エアコンが付いており、まあまあ快適な旅行となります。見たくもないテレビも付いていたりしますが。エジプト人の中でも身なりのしっかりした人が乗る列車で、少しばかり旅行してきた旅行者なら全く問題なく旅行出来ます。私が上エジプトへ向かう際に乗車したのもこちらです。このクラス以下では、基本的に一般的日本人旅行客はいません。

5)長距離バス
順位としては微妙ですが、敢えて下から二番目に持ってきました。狭い座席で夜を越すことになりますが、アジアや中東の長距離旅行にはバスが付きものですので、それらの国で長距離を走ってきた旅行者なら行けると思います。4に乗らない人はこちらに乗るかも。値段も安いし。

6)一般列車(普通列車クラス)
 窓ガラスが無い場合があります。座席も垂直です。車内もキタナイです。スピードも遅い。けれど長距離も走っています。殆ど唯一の長所は安いこと。よく一般庶民の生活を垣間見るには、最安の座席列車に乗れなどと言いますが、別にここまで落とさなくても見られるので、長距離を移動するのに乗る意味はないと思います。金に困っていなければ。
 ちなみに私はアスワンからルクソールに移動する時にこのレベルの列車に乗りました。別に乗りたかった訳ではなく、移動したい時刻にこの種の列車しかなかったから。
 今考えると設備は段違いにバスの方が良かったと思いますが、多分値段に負けたのだと思います。

番外)ラクダ
 交渉したことがあります。さすがにカイロからアスワンなどは無理ですが、ラクダのエサとラクダ使いの食料や水を用意し、お金を積めば行ってくれることも可能です。特に沙漠のオアシス方面などに。


今回は自分の列車紹介までいきませんでした。次回改めて列車案内をいたします。(つづく)

プロフィール

Mr.Problem

Author:Mr.Problem
東京移住。
職業:雲のジュウザ
根本思想:世界人民大団結万歳(笑)
多少、あちこちに行ってましたが、。結婚してからはめっきり諸外国へ出ることが少なくなりました。せめて一年に一度くらいは海外には出たい。元パッカーの習性で旅行は旗持ちではなくほぼ個人旅行。基本的には今世界で起こっていることについて思うところや、今まで行った街の印象を徒然に書いていきます。
みなさんが世の中について考える何かの助けになれば。

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