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藍染川

 谷中~千駄木~根津~上野桜木界隈で「芸工展2011」というのがやっていたので行ってみた。

 別に何か展覧会がある訳ではない。この界隈のアーティスティックな店がこのイベントを通じてそれぞれがちょっとした出し物をしているような感じ。共通で何かを行っている訳では無いけれど、今日この近辺を歩いてみて改めて雑貨屋やら革製品の小物屋やら古本屋やら骨董品屋などが点在しているのを確認するいい散歩になった。

 上58系統のバスを道灌山下で降り、「よみせ通り」に入る。この通りは谷中銀座を過ぎ、三崎坂とぶつかったあたりから通称「へび道」と言われる通りになる。この奇妙な名前の道は、特に千駄木から根津にかけてはくねくね曲がっているが、道としては由緒あるもの。というより、この道の地下には今でも水路が通っており、この水路は元々滝野川の方から流れてくる川で、不忍池まで通じている。
 地図でこの道をたどってみれば、川の跡であることは明らか。明治の頃はこの川で藍染なども行われていたようで、その通りに藍染川と言った。「三四郎」を読んだ方ならご存知だろうが、団子坂を降りてきた後に三四郎と美禰子さんが歩く川のほとりの「川」とは、この藍染川を指している。道灌山下の方から来ると左手の丘陵が谷中、右手が千駄木でその向こうが本郷台地。三四郎の時代は帝国大学まで見通せたのかもしれぬと想像しながら歩いてみるのも面白い。
 このへび道、文京区と台東区の境目を形成している。少し西側の不忍通りでなくこの細道が境目となっているのは、まさにこの道が川であったことの名残である。この川が暗渠になった当時、下谷区と本郷区の境界がこの川であり、それが台東区と文京区となった今でも区界として続いているのだ。

 谷中銀座界隈は今日も観光客でいっぱい。しかし少しでも外れると静かな秋の通りとなる。
 千駄木からは根津に抜け、言問通りを上がり上野桜木で曲がって藝大方向へ。ここまで来るとすっかり夕景色。国立博物館、科学博物館、西洋美術館の前を過ぎて上野駅。公園口改札は博物館、美術館帰りの人達で溢れていた。

●谷中銀座~団子坂下~「へび道」界隈、つまりは谷根千ど真ん中
上58系統(早稲田~上野松坂屋)、草63系統(池袋駅~浅草寿町)にて「団子坂下」「千駄木三丁目」下車、上26系統(上野公園~亀戸駅)にて「根津駅前」下車など

プロフィール

Mr.Problem

Author:Mr.Problem
東京移住。
職業:雲のジュウザ
根本思想:世界人民大団結万歳(笑)
多少、あちこちに行ってましたが、。結婚してからはめっきり諸外国へ出ることが少なくなりました。せめて一年に一度くらいは海外には出たい。元パッカーの習性で旅行は旗持ちではなくほぼ個人旅行。基本的には今世界で起こっていることについて思うところや、今まで行った街の印象を徒然に書いていきます。
みなさんが世の中について考える何かの助けになれば。

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