FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

セビーリャのカテドラル

 スペインでは土曜だと、バスの本数は平日と比べて少なくなる。カルモナからセビーリャに向かうバスも土曜ということもあって少なく、出発はバスの都合に合わせてとなる。スペインは時間にルーズなイメージが昔はあったが、バスにしろ鉄道にしろここまで定刻通りに出なかったことは一度もなく、目的地到着もほぼ定刻か所要時間通りだった。
 カルモナを9時50分過ぎのバスで出発。のんびりとした1時間ほどのバスの旅だが、途中の停留所ではそれなりに乗客があり、しかも意外に若い人が目立つ。車も普通に走っているけれど渋滞にはまることもなかった。サン・ベルナルドまで行こうと思ったが、10時半過ぎ、丁度サンタ・フスタ駅の側を通ったので、駅近くの停留所で降りた。この日はそのままセビーリャを出るので荷物を置いていくことにする。駅構内の手荷物預かりへ。ヨーロッパでは今でも人が管理する手荷物預かり所をよく見かけるが、ここスペインではコインロッカーが発達しているらしく、そちらに入れろ、とのことだった。21インチのトロリーを入れて3.5ユーロ。

 アンダルシアの中心でスペイン第4の規模を誇るセビーリャ。都市とはいうものの高層ビルに圧迫されるようなことはなく、何処となく落ち着いた雰囲気を持った街だ。中心部でも道が概ね広いので、アホみたいにクラクションを鳴らす車を見なかったからそのように思ったのかもしれない。

 荷物を置いて身軽になったところで、市内バスでプラド・デ・サンセバスチャン。バスは連接バスだった。コレ日本でももっと導入したらいいのに。何か規制があるんだっけ?都バスでも人で溢れる草63とかに入れてほしい。セビーリャの出発は15時45分なので、目的地を絞って周る。この街はカテドラルとスペイン広場だが、旧市街側のカテドラルへ。路面電車に乗っても良いのだけれど、それほど暑くもなく遠くもないので往路は歩いてみることに。丁度昼前ということもあり、バルやレストランがボチボチ開店してきたようだ。

 20分ほど歩いてカテドラルへ着いた。さすがにここには行列ができていたが、そんなに時間がかかるものでもなく15分ほどで中に入ることができた。
 ここのカテドラルは「後世の人々が我々を正気でないと思うほどの巨大なカテドラルを建てよう」という意味不明な決定によって15世紀初めに建設を開始し、100年と少しで完成させたもの。カテドラルとしてはバチカンのサンピエトロ寺院、ロンドンのセントポールに次いで欧州3番目の規模を誇るらしい。確かに中は広かった。ミラノのドゥオモが自分の中で都市聖堂の基準みたいなのがあって、あちらと比較してどうなのかなと思うのだが、いや、セビーリャの方が大きいです。ここにはクリストファー=コロンブスの墓があって観光客が集まっていた。墓と言っても棺を4人の王様、すなわちアラゴン、カスティリア、ナバーラ、レオンの各王国の王様が担いでいるという、妙な墓だった。
 カテドラルに接してそびえる塔がヒラルダの塔。ゲームに出てきそうな名前のこの塔は高さ100m近いのだけど、上まで登っていくことができる。勿論エレベーターは無いです。らせん状のスロープをひたすら登ることになった。ここからの眺めは最高。ヨーロッパは何処でも市内中心部は規制がかかっているのか高い建物が無いことが多く、この街も例外ではなかったので遠くまで見渡すことができる。一番目につく巨大建築物はサンタ・フスタ駅ですね。
 昼食はカテドラル近くのバルで。当たり前のようにタパスを食べ、ワインを飲む。こんなのばっかり。

 列車の出発時刻まで中途半端に時間が残ったが、チラ見でも良いのでスペイン広場まで行っとこうということになった。市庁舎前から路面電車でプラド・デ・サンセバスチャン。歩いて広い公園を横切りスペイン広場へ。
 この広場はフランコ政権前の1920年代に開かれた博覧会の会場となった場所。多分セビーリャの街景色というとここが出てくると思う。ボート遊びをする若者多数で、彼ら目当ての写真撮影屋もちらほら。ちなみにスペインはフランコ独裁政権の巧みな外交戦術で、第二次大戦を中立国としてやり過ごしている。その前のスペイン内戦ではフランコを支援したナチスドイツによっても爆撃とかを受けているが、大戦期はナチスの手から逃げ切った。内戦に絡んではゲルニカの絵が描かれたり、「日はまた昇る」の小説もあって、そのあたりの歴史を紐解いてみると、一層スペイン旅行が深く楽しめると思う。

 再び市内バスに乗って駅へ。何とか発車20分前に着いた。荷物を受け取ってホームに降りる。

 セビーリャ・サンタ・フスタ発マドリッド・プエルタ・デ・アトーチャ行のAVEは15時45分発。この列車の席は日本で押さえてきた。当日でも問題ないと予想していたものの、切符代が前売りで半額近くで出ていたのだ。カード切ってTTSを考えても事前購入しないという選択肢はない。ただ、サイトの相性が悪くて日本では予約は出来たものの発券は出来ず、サンタ・フスタ駅の自動券売機で発券した。

 さあ、ここからは一気にマドリッドまで突っ走ることにする。一昔前なら夜行列車を使うところだけれど、所要2時間30分、途中停車駅はコルドバ・セントラルのみの高速列車の恩恵を十分に受けることとしよう。

プロフィール

Mr.Problem

Author:Mr.Problem
東京移住。
職業:雲のジュウザ
根本思想:世界人民大団結万歳(笑)
多少、あちこちに行ってましたが、。結婚してからはめっきり諸外国へ出ることが少なくなりました。せめて一年に一度くらいは海外には出たい。元パッカーの習性で旅行は旗持ちではなくほぼ個人旅行。基本的には今世界で起こっていることについて思うところや、今まで行った街の印象を徒然に書いていきます。
みなさんが世の中について考える何かの助けになれば。

カレンダー

10 | 2018/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

月別アーカイブ
最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム
ブログ内検索

RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。